サスティナブルなエネルギー

[ Bar-43 ]

原子力発電、
それはまさに昨年の東日本大震災により
またあらたに取沙汰される事となった。
そんな原発について、
あくまで俺個人として思う事を綴ろうと思う。

ま、あくまで俺個人なコラムなので
気楽に読んでちょうだい。


まず初めに、多くの方が承知の通り、
俺は『宮城県石巻市』の出身。

俺と原発との関連が何かと言えば、
それは『女川原発』に他ならない。
今まで、東日本大震災で多大な津波によるダメージをくらった小さな町の出身、
と言う以外にもうひとつ、そんな「原発」の側で育ってきた。

「女川原発」の第一号機が運転開始されたのは1984年。
俺が15歳の頃だった。

当時の俺は中学3年生で、
父が運営、団長を努める『石巻市蛇田剣道スポーツ少年団』と言う道場で
ただひたすら『剣』の道を学んでいた。
同時に、姉の影響もあって始めたギターが、
フォーク、ロックンロール、パンクと経てジャパメタへと導き、
俺を音楽への道へと染めて行った時期だった。
結局のところ、
竹刀がギターへと完全に持ち変わってしまったけどね。

ま、今回はそんな話はどうでもいいか(笑)

当時の俺はそんな時期に於いて
原発に対する運動や何やらを少しばかり新聞やニュースで知りながらも、
正直あまり関心が無かった。
勿論、思春期でもあったので、
年齢的な興味の違いもあったのだと思うが、
当時の石巻市は、
女川町とは全く異なる地域だという意識があった。

現在の石巻市となったのが
平成17年(2005年)
隣接する桃生郡のうち、
桃生町、河南町、河北町、北上町、雄勝町、牡鹿郡牡鹿町と
石巻市が合併したのである。
しかしながら、
女川町だけはこの合併を拒否する事となった。

何故、
女川町は合併を拒否したのか?


ナ ゼ オ ナ ガ ワ チ ョ ウ ハ 
ガ ッ ペ イ ヲ キ ョ ヒ シ タ ノ カ ?


話は戻るが、
単に隣町の出来事としか考えてなかったのだと思う。
自分の身に降りかかる出来事や問題なんて微塵も感じなかったし、
親、兄弟にも全くそんな素振りはなかったのだ。

それは自分達には全く関係ない話であり、
生活にも将来にも何も影響が無いと認識していたのだ。
そしてみんな大人になっていった。

そんな無関係だと思い続けてきた時に訪れた昨年の
東日本大震災と言う忌まわしい出来事。
1年近くも過ぎ、大分精神も落ち着いたが、
俺の身近でも沢山の人がが亡くなってしまった。。
これはリアルな現実だ。。

また話がそれてしまったが、
原発についてどう考え向き合うか?

あなたは【否定派】それとも【肯定派】のどっちですか?

凄く難しい問題だと思う。

もし俺が、
生まれも育ちも都会の人間で、
それまでの原発開発の土地とは無関係な人間だったら、
そりゃ「否定派」なのかもしれないな。

こんな離れた都会への影響。
繰り返されるニュースでのセシウムの調査量だのなんだの。

でも単に「否定」が出来ない事もあるのだ。
それは決して「肯定」しているという意味ではない。

原発開発という政府やら電力会社の指針に於いて、
沢山の町民らが長い年月の反発を起こし、
危機感と共に多くの犠牲を払い、
泣く泣く町長が結印したその先にあったものが、

『潤い』

と言う新たな生活と現実だったのだ。

奇しくも町は活性され、
町の人々の仕事も保証され、
単なる田舎町にあるひとつのちいさな漁村がこれ程、
満たされた町になった。

そして今現在の人々の生活があり保証され、
新たに生まれてくる子供達は学び育っていくのだ。

ある都内に住む、
幼い子供を持つ親が言った。


『子供達の未来の為に原発を反対!!』 と叫んだ。


ある原発のある地域の人が言った。


『原発がなきゃ、この町は駄目になる!!』 と叫んだ。


あなたは、
この原発問題に対して、どう思いますか?


ド ウ オ モ イ マ ス カ ?


様々なエネルギー開発や見直しもされているが、
これらにも沢山の問題があるのも事実。

『火力発電』は限りのある資源を大量に使い、
森林伐採や二酸化炭素の排出による
更なる地球温暖化に拍車をかける事となるし、
その他の、水力、太陽光、風力、波力、地熱などの自然エネルギーは
今現在の技術では発電効率が低い。

早くサスティナブルなシステムが進む事を願ってやまない。

俺的にちっぽけな事を思った。
勿論、世界レベルで沢山の調査や論理、データがあるが、
もし『脱原発』を掲げるなら、
最も我々に必要な事は、


【生活を見直す事】


なのではないだろうか?
 少なくとも個人レベルでは絶対に必要な事であろう。

寒かったら、着ればいい。
暑かったら海に行けばいい(笑)

なんて簡単な事かもしれないが、
俺の故郷である町は、
それでもやってこれたりした。

ここに、
あらゆるデータを紹介するつもりもない。
今時ネットで色々検索できるからね。

俺はミュージシャンであり、ロックンローラー。

もしこの問題を音楽的に例えるなら、
アナログとデジタルの違いなのかもしれないな。

あらゆるデジタル社会の利便性に於いて、
人と人との繋がりこそが、もしかしてアナログであり、
それこそが、
何よりも強大な人間関係なのかもしれない。

デジタル社会はあるひとつのシステム障害で
全てを崩壊するかもしれない。
しかし、
アナログ社会は、
ある人の力や技術できっと【修復】が可能なのかもしれない。

そんな現在の原発問題に
俺は何も訴える事は出来ないけれど、
もし信じる事が出来るのはどっちだと言われたら、
それは紛れも無く、

人と人との繋がりなのかもしれない。

なんて思いながらも、
ネットをしたり暖かい部屋で過ごしたりしている自分もいたり。。






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BGM ALBUM:
Fleetwood Mac【噂】
Oh Daddy




1977年にリリースされた
『フリートウッドマック』の代表作アルバム『噂』
当時のアメリカのヒットチャート1位を31週も続け、
全世界で2500万枚を売り上げた驚異的な大ヒットアルバム。
スティーヴィー・ニックスの独特な歌声は、
ジャニス、ベレスと同じくらいに大好きだ。
Oh Daddyは、
いつか自分なりに歌ってみたい曲の1曲だったりする。
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by ohpg | 2012-02-11 23:48 | Bar's Column
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