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続:素晴らしい出会い

[ Bar-018 ]

続:素晴らしい出会い_e0107476_584957.gifこの話は長引きそうだな〜。で...前回からの続きか。
今も尚、密接な付き合いをしている人は【エンリケ】さんかな〜。なんか初めて会った時からピ〜んっと何かを感じた人だった。直接的に仲良くなったのは確か'97年頃だったような気がする。俺は仙台に戻ってSNSで活動していた頃だったんだけどSONY柄みで知合ったのだ。エンちゃんは新人育成なんかもしていたからね。何故かSONYには関係のない俺は何かと様々な付き合いがあったのでイヴェントやら何やらには出演していた。あ、でも関係なくはないな(笑)。アーティスト関系の仕事なんかでは繋がっていたし。単にあまり好んでいなかっただけだな(笑)。これって好みだからね。仕方がないじゃん。 ついでだから言ってしまうが別にSONYに関わらず産業的な音楽を排出していると言う事が嫌いなんだよ。今更言う事でもないけどね。俺の事をよく理解してくてる人だったら分かっているはずだ。でもね、これは時代と共に流行してゆく音楽の過程に於いて悲観的な訳じゃない。上手く言えないが、本当に素晴らしい音楽やバンドの価値は他にも沢山あるって事かな。凄く単純に考えれば分かるもんだよ。いいものはいい。

イ イ モ ノ ハ イ イ 。

で、知合ってからは何度かセッションなんかもした。しかもこの俺はやはりマイペースなもんで随分、予定にない曲もやったりしたな(笑)。ベーシストとしても人間的にも尊敬でき信頼できる人だよ。最近は"Ayu"に"BARBEE BOYS"再結成やらで色々忙しそうだけど、お互い時間ができたらまた一緒にライヴでもする約束はしている。そんなエンちゃんが俺に言う口癖?は【飲みばっかりじゃなく音合わせようよ〜】だ(笑)。何時だったかのセッションで紹介してくれたのが【工藤】さんだった。丁度2人は【グラシアス】をやっていたんだよ。確かその時やったのは"KISS" "ZEP" だった。しかも時期的に不思議なもので俺の親友【タツヤ】が京都磔磔の25周年イヴェントでシェーカーを再結成させたいって言っていたものだからこれも絶好のチャンスだったんだ。繋がりとは不思議なものでどんどん繋がっていくもんだ。素晴らしいな。それ以来【工藤】さんに頭を脳震盪するくらいに叩かれる快感を知ってしまった(笑)。何だか凄く嬉しいんだよ。バシってさ。初めて一緒にライヴやった時は気になって仕方がなかったよ。不思議じゃん。ま、ライヴの前は散々飲んで食わされたが(笑)挙げ句の果てに勢いで"More"まで歌ってしまった。しかもシェーカー再結成の前に(笑)。勿論抜き打ちでやってしまったんだけど、今でも覚えているのがライヴ終了後に工藤さんによばれた時に【お前、しかもモニターに足までかけて熱唱したろ?それでいい!】って言われた事だった(笑)。

 そして2人のやっていたバンド【グラシアス】で俺は遂にあの人と知合う時がきたのだ。 そう、それは【Burny】だった。

俺にとってBurnyの存在は【神】のようなものだった。ギターを始めた時から様々なプレイヤーを敬愛してきたが、特別だった。それは"Michel Shenker"や"Van Halen"すらも及ばない程の位置を俺の中で占めていたのだ。今更だが初めて【SNIPER】を聴いた時は絶句だった。あの時代は猫も杓子もHR/HMだったが、あのセンスと魂のプレイに俺はまったく別の世界を感じたのだ。もはや音楽のジャンル云々など関係なかった。それはBurnyそのものなのだ。まるで人が歌っているようなギター。人間の感情がギターという違ったモノで完璧に表されているのだ。俺は心からこの人のようなギターが弾きたいと思った。そしてまさか俺とBurnyが一緒にステージに立つとは夢にも思った事はなかった。

ユ メ ニ モ オ モ ッ タ コ ト ハ ナ カ ッ タ 。

初めてのリハ。そこにはBurnyそして【Kai】さんがいた。Kaiさんとは以前も一緒のステージに上がった事があった。しかもその時のドラムは工藤さんだったのでリズム隊がEARTHSHAKERだったということは今考えても凄いよね。そうそう、"NIGHT RANGER" をやったんだ(笑)。Burnyとは一緒にライヴをする前に何度かエンちゃんの紹介で飲んではいたが、あのプレイを目の当たりにした時は俺自信、鳥肌がたったものだった。そして俺は遂にこの時が来たなと心から実感した。
随分今迄一緒にステージに立ってきたが、俺はBurnyを【神】のような存在として思い続けている。ま、飲みの時は面白いが(笑) 嘘を言わずにストレートで感情に赴くままのあのスタンスが好きだ。そして今も尚、前を見つつハングリーな姿勢は常に俺をも導いてくれるのだ。【いつか必ず一緒にアルバムを作りたい】そんな言葉をかけられた時は涙が出そうに嬉しかった。俺は必ずもっとイカシタ歌を歌えるようになるぜ。

やはりこの話は今回も終わりそうにないな〜。ま、ゆっくり続けよう。
しかし最近は雨が多いな。雨好きな俺は苦にならないけどね。6月生まれだから?
さ〜ゆっくり飲もう。このビール瓶を使って本棚を作るんだ。だから一生懸命飲まなきゃならない。ん?これって口実...。
気分は【OVER THE SKY】だな。 知ってるかい?
【暗闇の中で聞く神の囁きは、愚かな胸に光りを与え...】

ところで←俺の兄弟。フフフフ。かなりでかいのだ。


続:素晴らしい出会い_e0107476_4134681.gif□BGM : THE GOLDEN AGE OF ROCK'N ROLL
■MOTT THE HOOPLE『THE HOOPLE』

1974年にCBSよりリリースされた7枚目の最高傑作アルバム。それまでの様々な挑戦に於いて成功と失敗を繰り返してきたバンドのスケールのデカさとグルーヴは文句なしでイカシている。Ian Hunterの自由奔放な歌もワイルドで最高!俺が世界中で一番好きなアルバムだ。
ギターリストがMick RalphsからAriel Benderとチェンジしたがこのギターがまたグレイト。俺は日本のIan Hunterと呼ばれたい。我がSTARS'N STRIPESもこのグルーヴィンなロックンロールを継承しているとハッキリ言うことができる。またSNSのOfficial WebのTopにあるあの写真もズバリこのJKTをパロったものだ。
by ohpg | 2003-06-05 04:14 | Bar's Column
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