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ロックンロールの後継者として...

[ Bar-016 ]

e0107476_561917.gif最近は随分【春】っぽくなってきたよね。春と秋は着る服が沢山あるから嬉しい。

さて【STARS'N STRIPES official web】でも既に報告している通り【産業ロック崩壊時代】を再録音して限定リリースすることが決まった。アルバム自体の再録をするのは初めての試みだ。何度かライヴで定番の楽曲はリテイクして別のアルバムに入れた事はあったけどね。今回は訳が違う。全てを再録するのだ。正直、リテイクや再録は好きじゃない。どちらかと言うと俺はアルバムは【記録】として作成する方なので、その時にしか出せない部分を残して置きたいのだ。自分でアルバムを聴いた時にもその時代時代でやっていた曲があり、また様々な出来事や記憶が蘇ったりする楽しみを感じられる意味でね。ところが今回は純粋に【産業ロック崩壊時代】を再録したいと心から思った。この気持ちはさっきも述べた【記録】としての考えが【作品】として変わった訳ではない。現在までに数回のメンバーチェンジを行ってきた訳だが、何故か新しいアルバムをリリースした後が多かった。【借金返済】や【Communication Market】などかな。どれも現在までに確立さされてきたリアルなSNSのサウンドや深い意義が込められていたものばかりだ。そしてそれらのアルバムは予想通り様々な分野で高い評価も得てきた。でも結局メンバーチェンジを行うとそれらは【過去の遺物】になってしまうんだな。今迄は仕方がないとか当然だなって思ってきたが【産業ロック崩壊時代】だけはそうさせたくなかった。むしろこれからもガンガン聴いて欲しいアルバムであるし、今の俺と【Joe】【Yukie】によるラインナップでのアルバムとして残したいという気持ちなのだ。だからこそ再録をする事を決めたんだよ。

【Joe】の加入は俺にとってかなり大きい刺激を受けたことは言うまでもない。今のところ僅か数回しかライヴも行っていないが確かな手応えがある。それは気持ちだけではなく音や形としてしっかりと存在し、確認のできるものだ。違う言い方をするなら【俺の求めてきたロックがある】と言う事だ。【Yukie】の歌にしても同じ事が言える。リリース当初はアルバムを再現すると言う意味で参加して貰ってた訳だが今は違う。コーラスではなくしっかりとバッキング・ヴォーカルとしての位置を持っているのだ。各々が各々の役割と居るべき場所にしっかりと立っているんだな


オ レ ノ モ ト メ テ キ タ ロ ッ ク ガ ア ル


現在のSNSはリズム隊はまだ正式に決めてはいない状態だ。今回の再録も前メンバーである【Katchang】と【You!】のデータを使用する事になっている。だがそこには疑問や疑念などは一切ない。恐らく今迄の俺だったら新しいリズム隊が決まってから作成していただろう。でも今のSNSには今回のアルバムを再録するエネルギーや気持ちが抑え切れない程にあるのだ。待っていても仕方がないしね。ステップを止めてはいけない。そんな訳で今回の再録を決めたんだよ。


あ〜随分調子が良くなってきたから今日は話そうか。
正直、最近いいロックアルバムがないよな。俺が言うのも偉そうだけど俺が言うくらいだから無いと思う。ロック風【疑似サウンド】は嫌になるくらい溢れてるけどね。もー沢山だって感じだよ。何でもかんでもギターをブリブリ歪ませて低音出せばロックなのかい?それは全く違うだろーって気分だ。あ〜胸がムカムカしてきた(笑)。ロックンロールって言うのは音楽のジャンルなんかじゃない。カッコイイ表現をするなら【生き方】なんだよ。それを音楽で表現する奴の事をロックンローラーって言うんだろうが。だからロック風サウンドをやっている奴は【BANDマン】または【ミュージシャン】だよな。俺は違うと思っている。【ミュージシャン】だなんて一度も思った事がない。根本的にロックンローラーはチープなモンだ。でもそんなチープさをカッコ良く見せる事ができると思う。サウンドにしたってチープなモンだ。ギターとアンプがあればいい。よくドえらい機材を山のように持込んで勝ち誇ったような奴もいるが、ただの【楽器フェア】だよな(笑)。それって金があればいいって事なのかい?もっと純粋で素直なモノだと思うな、ロックってさ。現在の音楽リリース事情に於いて、この日本では恐らくロックンロールの再来があるのかは分からない。でも誰かがやらなきゃダメな訳で、勝つ勝たないの問題じゃなく続ける事に意義があると思う。俺はロックンローラーであり【後継者】でありたいと本気で思うんだよ。そりゃ何度も新しいロックを!なんて考えた事もあったけどね。でも違うんだって思った。俺が聴いてきたロックンロールは誰かが残していかなくてはいけない。それは【トリビュートバンド】として行う方法もあるが、俺は【STARS'N STRIPES】でやりたい。

話はちょっと変わるんだけど【DAVID BOWIE】の< ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS >のライヴDVDで弾いている俺の大好きな【MICK RONSON】を見て涙が止まらなくなってしまった。とにかく涙が止まらなかった。あまりにもイカシテいて強烈なインパクトだった。昔見た時はただ"カッコいいな〜"って感じだったけどね。どうして彼のようなギターリストが生きていないんだって思った。なんか凄く寂しくなったよ。そして今の俺に感動や衝撃を与えてくれる俺のスター達に心から感謝をしたよ。あ〜ジョニ〜ジャニス〜ジミ〜ロンソン〜ボラン〜みんな帰って来てくれー!

俺は【名盤】を作るぞ。


e0107476_481271.gif□BGM : IN COLD BLOOD
■Johnny Thunders『IN COLD BLOOD』

82年にリリースされた5曲入り(45r.pm)アルバム。サウンドはまさにJohnnyらしいEasyなロックンロールサウンドで、ギターアンプをトイレにぶち込んで録音したという有名なエピソードもある。かなり変わったリバーヴも面白い。"NEW YORK DOLLS" にしろ"HEART BREAKERS"にしろ何時の時代も変わる事のないロックンロールは涙が出る程イカシテいる。俺はJohnnyが大好きだ。1991年4月23日に38才で逝ってしまったが(一部では19日という説もあるが?
)彼の残したロックンロール絶対に絶える事はないだろう。そして俺も彼のスタイルを引き継いでゆきたいと心から思う。このジャケットを見ると何だか凄く寂しくなるんだよな〜(涙)
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by ohpg | 2003-03-29 04:08 | Bar's Column