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デジタルの利便性

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気が付けば年も明けて早2ヶ月もとっくに過ぎてしまった。
今年の冬はホント信じられないくらい暖かいよね。
そんな訳で、今年の1発目で30回目のコラムをアップしました。暇つぶしにどうぞ。



さて、俺は自他共に認めるアナログ男です(笑)
とは言え、仕事でも普段の生活でも当然のごとくPCを利用しているし、
様々な環境に於いてデジタルとも共有している。
普段はどちらかと言うと、音楽に関してのデジタル化に対して否定派なんだけど、
今回はデジタルの利便性について色々話してみようかなっと思います。

まず、音楽のデジタル化について。
もっとも便利になったのは「レコーディング」なんじゃないかなと思う。
ま、音楽をやっている側の意見だけどね。
何百万円の機材や大形のシステムを揃えなくてもソフトや、
ある程度必要な周辺機器を揃えれば録音可能になった。
エフェクターなんかの音響効果システムもプラグインとして何百通りもあるし、
TDやMixもリビングでコーヒーを飲みながら行える。
そしてそれらに附随している大きな面で言うと、
「金」がかからないことが大きいよね。
俺自身は、全てをデジタルで作業する事はまず無いが、
プリプロやデモ制作に於いては重宝しています。

突然、頭に浮かんだ曲をすぐ録音してみたり、
新曲のイメージを作成したりするのにね。
自分以外のメンバーをスタジオに呼んでレコーディングする時間が
無い場合なんかは、MIDIで作成したりとか。
幸い俺がプログラムの仕事をしているので、とにかくスピード的にも便利。
同じ事はかれこれ12〜3年前からやっているが、
当時はレコーディングシステムとプログラムシステムが別だったので
同じプリプロやデモ作成でも、作ったデータを一度シンセサイザーを通して
MTRに録音してから歌やギターをレコーディングするって方法だった。
それを考えると今のPCレコーディングは一緒なシステムなんで楽かも。
しかも画面を通して進行状況などを全て把握できる。
ま、この利便性のお陰でレコーディング時に養われる「感性」や「耳」が
最近のミュージシャンには失われているのも確かかな。

そして、仮でMixしたマスターを即座にサウンドファイルとして保存し、確認が可能。
時間が無い場合なんか、それを「iPod」に入れて移動しながら
確認なんか出来ちゃうわけです。
やはり、スピードに於いては文句のつけどころが無いくらい進化しているよね。
ただし、音質を除いたら...。
いやいや、今回はデジタルの利便性を語るコーナーなので否定論はやめておこう(笑)

自分自身に於いて言うと、
基本的なレコーディングは全てアナログでレコーダーやオープンリールに録音しMixしている。
必要なエフェクター類は当然「センド・リターン」でシールドで繋ぐ訳だが、
SNSに関しては90%くらいエフェクト処理はしないので
ほぼ、TD、Mixだけで済むわけです。
そのMixした2トラックをPCに入れて、アルバム全体のバランスや
曲順を作成する程度の利用です。
つまり、CDメディアに焼きつける時のみデジタル処理されるって事。

または、レコーディングした全てのトラックをPCにアナログで取り込み、
喫茶店で美味しいコーヒーを飲みながらMixする程度。
この環境は最高に良いね。

さて、次に良いなって思うの様々な「ツール」。
例えば、「Podcast」などの番組制作。
レコーディングと似ているんだけど、
さらに映像や写真を取り込んだり、ナレーターやジングルの編集。
要するに、テレビ局やラジオ局で作成編集している作業が可能になった。
しかも個人として制作、放送が可能なので、わずらわしいスポンサーとの取り決めも無い。
つまり、著作権などの規定に反しない限り、何でも好きなものを放送できるって意味。
勿論、時間だって、何分でも可能。3時間番組だって良い。

そして「Movie」作成編集の進化も凄いと思う。
映画からプロモーションビデオ、DVDなど完璧に作れるって面白いよね。
うちもOLD HOUSE PLANTのスペシャル・ムービーとしてリリースしているものもあるし
自分の古いビデオなんかをDVDに焼いたりとか、ホント面白い。

「画像」の編集なんかにしても、スライドショーや、ボタンひとつで現像されてきたり、
本として作成して送られてきたりする。
一体、世の中のネットワークはどこまで進化していくのだろうね。
でも「オーディオ・ブック」だけは流石にどうなの!?って思う(笑)
所謂、昔のラジオドラマみたいな感覚で、朗読された書籍を「聞く」本。
本くらい自分で読もうよ!って思うよね〜。
ま、活字症な俺だからそう思うのかな?

みなさんは、どんなデジタルライフを過ごしていますか。



e0107476_0261771.jpgBGM : Todd Rundgren【HERMIT OF MINK HOLLOW】
1978年にリリースした名盤中の名盤。
オールラウンドマルチプレイ・レコーディングアルバム。
流石!の一言。
サウンドメーカー、プロデューサーとしてのコンポーザーぶりを思う存分表現してるアルバムです。

トッドほどのメロディーメーカーはもう出現しないだろうな〜。
決してヒーリング音楽ではないが、このアルバムは不思議なくらい普段のストレスや蟠りを忘れさせてくれる。
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by ohpg | 2007-02-14 00:27 | Bar's Column