奇妙な出会い

[ Bar-001 ]

e0107476_4453845.gif友達が多いんだよ、
俺。それってすげ〜幸せだなって思うよ。
変な奴多いけど、
そ〜いう奴にかぎって大切だったりする。
ちなみに京都のDESTINYってバンドがあるんだけど、
そこで歌ってるタツヤという友達がいるんだ。
タツヤとの知り合った話はかなり笑えるぜ。


聞きたい?なんていっても話しちゃうんだな、俺って。

かなり前の話しになるんだけど、ちなみに俺とタツヤは同じ年。
俺が20才だった頃、ちょうどADMISSION FREEってバンドやってたんだけど、
バイトで楽器屋に働いていた。
結構、高校生の客が多かったせいもあってよく店に学校帰りなんか遊びにきてたんだな。
それで修学旅行で京都に行った女の子が店にやってきて
『Gisukeさん京都にいませんでした?』って言うもんだから
『いる訳ね〜だろ!』って言ったんだよ。
そしたら他の女の子も同じようなことを言ってる。。。
変だなって思ったんだけどそんな事もすっかり忘れた頃、

次の年に修学旅行から戻った女の子が
『京都でGisukeさんの友達に会いましたよ』 って言うんだよ、
そんで『京都に友達なんかいね〜よ?』って言ったら
その子が俺だと思って声をかけたら
『俺は仙台のADMISSION FREEのGisukeちゃうで』って言われたから
俺の友達だと思ったらしんだな。
それで何となく謎がとけた。

彼は清水寺でアクセサリーを売っていたらしく、仙台から行った子に
毎年俺と間違えられるもんだからすっかり俺の名前を覚えてしまったらしい。
しかもお互いバンドやってるもんだから声かけた子達は何の疑問もなく
お互い知り合いだと思ったらしんだが、まったくもって本人同士は他人。
しかも1人の子が住所まで聞いてきてくれて俺に渡してくれた紙には
「木村タツヤ(DESTINY)」と書いてあった。

そんで早速夜に手紙書いたんだけど結局送らなかった。
丁度その時、仕事でカメラマンやってた友人が
翌年に修学旅行の引率で京都に行くってんで彼の証拠写真を撮ってきてくれって頼んだ。
友人はみごとに会えたらしくその写真を見て一同絶句!マジ似てた!
髪が金髪で眉毛がなかったがクリソツだった。
その他にも何人か証拠写真を撮ってきてくれたんだよ。
変なこともあるもんだな〜って思っていつしか彼の存在も忘れていた。

1998年になって俺はSTARS'N STRIPESも波にのって活動してるある日、
丁度目黒ライブステーションにいた。
そしたらたまたま目にしたチラシにDESTINYってかいってあった。
これはもしや!と思い店長の松谷さんに聞いたら確かに『タツヤ』が歌ってるっていうんだよ。
それで昔のいきさつを話したら『それは面白い!うちで御対面をやろう!』
って事になってしまった。


ライブの当日は妙に緊張したよ。
だって8年くらい経ってるしでどう話していいのか分らない。
でも会った時は感激してお互い抱き合ってしまったぜ。不思議なこともあるもんだ。
しかもお互いバンドを続けていたことに喜びを感じた。
今は俺なんか髪の毛も肩まで切ってしまったがタツヤは昔と変わっていなかった。
あんまり似てるとも思わないが俺達が知り合った事実は本当の事なんだなって思う。
それ以来すっかり親友な訳だよ。どう、笑える?

そ〜いえば、昔タツヤ宛に書いた手紙、まだ持ってるんだよ。
たまたま整理してたら出てきた。きっといつか送ろうと思ってたんだな。
ま〜俺の中で封印してしまったがこの先も大切に持ってるつもりだ。

e0107476_303659.gif□BGM : THUNDER BACK RAM
■MOTT THE HOOPLE 『MAD SHADOWS』

1970年にATRANTIC RECORDからリリースした2ndアルバム。俺がもっとも愛するバンドでイアンハンターが在籍していたバンド。ヴァイオレンスなスタイルに輝く美が素晴らしく、ハードでグルーヴィンなロックの中にソウルフルなバラードまで聞かせる数少ないロックバンド。まさに俺の求めるロックスタイルである。
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# by ohpg | 2001-05-14 12:22 | Bar's Column